看護師だった私がカフェを開いたワケ、、
はじめまして。CAFÉ ALMA(カフェ アルマ)の渡辺ちひろです。
私は看護師として働いた後、4人の子育てに奮闘する日々のなかで、「私にしかできないカフェをつくりたい」という想いが強くなっていきました。
カフェは、私にとってずっと特別な場所でした。
心が救われたこともあれば、「ん?」と違和感を覚えることも。だからこそ、自分が本当に心地よいと感じる空間を、いつか自分の手でつくりたいと思ったのです。
「女性も、手に職をつけた方がいいよ」と背中を押してくれた祖母。
そして、感染症に苦しんだ祖母に付き添って通院した日々が、看護師を志すきっかけになりました。
とてもやりがいのある仕事でした。でもある時ふと、「やりがいと、やりたいことは違うのかもしれない」と感じるようになりました。
そんな中、慌ただしい日々の合間に立ち寄ったカフェで、コーヒーをひと口。
深く息を吐き、窓の外を眺める。その一瞬だけは、すべてのプレッシャーから解放され、心がふっと軽くなる――
カフェは、私にとって「小さな安らぎの場所」でした。だからこそ、誰かの心がそっとほどける、そんな空間をつくりたいと思うようになっていきました。
その想いはずっと心の中にありました。けれど日々の忙しさに流され、一歩を踏み出せずにいたのも事実です。
「本当にやりたいことって何だろう?」「私はどう生きたいんだろう?」そんな問いを、何度も自分に投げかける日々を過ごしていました。
そんな私に大きな気づきをくれたのは、大切な友人の存在でした。
「想いを今かたちにする」と決意
大切な友人の死は、私の人生に大きな転機をもたらしました。
命の尊さ、
そして自分の人生の歩み方の重さを、深く考えさせられた出来事でした。
時間は、有限です。
「いつかやりたい」と思っているうちに、
その“いつか”は、来ないかもしれない。
夢ではなく、「現実として生きること」を選んだ理由。 やりたいことを、今。 想いをかたちにして、生きる。
その姿を、子どもたちにも見せたいと思ったのです。
好きなことに挑戦し、自分の想いを大切に生きる。その姿は、きっと子どもたちの希望になる。そう信じています。
私は、フランスのアンティークやビンテージのものが大好きです。
私は、フランスのアンティークやビンテージのものが大好きです。
もともとインテリアが好きで、多国籍のさまざまなスタイルに触れてきたなか、手仕事のぬくもりが感じられる繊細な装飾や、経年変化によって深みを増したフランスアンティークに一瞬で魅了されました。
特に、フランスのアンティーク雑貨には、時代を超えて心を惹きつける美しさと独特の風合いがあります。
「この美しいものは、どうやって生まれたのだろう?」
そんなふうに、時を超えた物語に思いを馳せる時間が、私にとってかけがえのないひとときです。
お店のインテリアには、私が一瞬で恋をした、フランスのビンテージを取り入れていきたいです。
手仕事のぬくもりが伝わってくるような繊細な装飾や、時を重ねたものだけが持つ味わい。
それらが静かに語りかけてくれるんです。「大切なものは、きっとすぐそばにあるよ」って。
祖母は、どんなときも人を恨まず、妬まず、悪口を言わない人でした。
その姿勢に、自然と人が集まり、周りから愛されていました。強く、しなやかに生きる。人を愛し、そして愛される。
そんな祖母のように、私も生きていきたいと心から思っています。
“私がカフェで癒されたように、ここを訪れる人にも、ふっと肩の力を抜いて「自分に戻れる時間」を過ごしてほしい。
CAFÉ.ALMAは、家でも職場でもない「第三の居場所」です。
子育て、仕事、介護、人間関係――
女性はいつも、たくさんのことを抱えて生きています。だからこそ、ここではただぼーっとしたり、心の荷物を降ろしたり、気軽におしゃべりしたり。
エネルギーをチャージできる場でありたいのです。
CAFÉ ALMAをオープンして以来、多くのお客様からいただく温かい言葉が、本当に励みになっています。
営業時間やメニューに制約があるなかではありますが、ご来店くださるお客様に、少しでも温かく、穏やかな時間を過ごしていただけるよう、心を込めておもてなししています。
最後に――
これまで応援してくださった皆さまへ。
そして、4人の子どもたちの子育てを支え、私の夢を応援し続けてくれる主人へ。
心から、ありがとうの気持ちを伝えたいです。
CAFÉ.ALMAは、これからも変わらず、あなたにそっと寄り添う場所であり続けます。
またお会いできる日を、心から楽しみにしています。
「ALMA」という名前の由来
看護学校の英語の先生が、私・ちひろを外国の女の子にたとえるなら…と、
「ALMA」という名前を贈ってくださいました。その響きが心に残り、カフェの名前にしました。

